あれこれ融通のきく専門学校

私は専門学校に通っているとき、学校生活と両立して、学習塾で塾講師のアルバイトも行っていました。

あれこれ融通のきく専門学校

専門学校に通いながら塾講師のアルバイト

日中は机に向かってテキストを開き、前で話されている先生の言葉を聞きながら、一生懸命に勉強に取り組んでいた私でしたが、夜になるとそのポジションは逆転していました。私自身が人の前に立ち、テキストを片手に持ちながら、勉強を教えていたのです。これは、私がまだ19歳ののとき、看護専門学校に通いながら、学習塾で塾講師のアルバイトをしていたときの出来事です。私はこのとき、将来は看護師になりたいという夢を持っていたたため、その資格を取得しようと思い、看護専門学校に通っていました。ここでは、看護師になるための知識や技術はもちろんのこと、人間としてどう生きていくかという、基本的な礼儀やマナーについても教えてくださり、人として大いに成長できる学校でした。しかしその中で欠けている学びがありました。それは、「働く」ということです。学校の中で学ぶことができるのは、あくまで教授からテキストを使って教えていただくことだけであり、働いてお金を稼ぐという、人として生きていくにあたって必ず必要なことを学ぶことができません。そこで私は、学生生活を送りながらも、その働いてお金を稼ぐということを学びたいと思い、学習塾で塾講師のアルバイトを始めました。

この塾講師の仕事を選んだのは、日中の自分の立場を逆転させるという働き方に興味を持ったからでした。そうして始まった学校とアルバイトとの両立させた生活は、思った以上に大変なことでもあったのですが、その分学ぶことは多く、私は自分でも成長することができていたと思っています。通っている専門学校の中で、看護師として、そして人間として生きていく術を身につけていき、アルバイトをしている学習塾の中で、人として必ずしなくてはならない働いてお金を稼ぐということを学び、私はこれらを習得したのち、20歳という成人を迎えることが出来ました。こうして私は、胸を張って大人と言い切ることができるようになりました。